保湿成分
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スキンケアの鉄則は、「不足を補い、与えすぎないこと」
肌が荒れて、粉を吹いた状態になったので、乳液やクリームを大量につけてみてもあまり改善しない、といった経験がありませんか。
この考えは実は間違っているのです。うるおいをなくした肌に必要なのは、油分ではなく水分なのです。
水分を補うには、乳液やクリームよりも、化粧水が最も適しています。
化粧水でまずたっぷり水分補給して、肌の表面を整えてあげましょう。
そして乾燥が激しい肌には、このあとに美容液をプラスします。
うるおいのある肌は、水分と脂分、天然保湿因子のバランスがとれています。自然に分泌された皮脂が、不意分の蒸発を防ぐコーティング剤の役割をしています。
このコーティング剤としての脂分が不足している場合、クリームや乳液で脂分を補ってあげることが必要になります。
若い肌は、皮脂の分泌が盛んなため、脂分を補給するとしても乳液くらいで十分でしょう。
クリームは、あくまで不足分を補うためのものですから、目のまわりや口元など乾燥しやすい部分にだけ塗りこむ程度でもいいでしょう。しかし、まずは水分をたっぷり補給してからということを忘れないようにしましょう。
●化粧水
化粧水には、一般的にドライスキン用、オイリースキン用、ノーマルスキン用の3タイプがあります。
ドライスキン用のものには、保湿成分が多めに配合されていて、オイリースキン用には、皮脂の分泌を抑制するアルコールが配合されています。その中間がノーマルスキン用です。
どのタイプを選ぶかは肌質を見て決めますが、基本的にはノーマルスキン用のものでアルコールが含まれていないものを選ぶのがよいでしょう。
そして、乾燥している部分には美容液や乳液をプラスする、皮脂が多い部分には、オイリースキン用の化粧水を使用するといった使い分けをすることをおすすめします。
化粧水をコットンにひたひたになるくらいにたっぷり含ませ、肌に浸透させるような気持ちで軽くパッティングします。手で直接なじませる場合は、両手で軽く押し上げながら浸透させます。
●美容液
美容液は、乾燥を防ぐための保湿成分を補給するためのもので、化粧水よりその濃度がずっと高く配合されています。土台の部分の真皮に直接働く栄養なので、しっかりと肌に馴染ませて栄養補給をしてください。
保湿成分には油分は無関係ですので、ドライスキンの人でもオイリースキンの人でもノンオイルのものを選ぶようにしましょう。
主な保湿成分
・水溶性コラーゲン
皮膚などに含まれている繊維状のたんぱく質で、保湿効果や皮膚の保護効果があり、シワの発生を抑え、皮膚の再生機能を促す効果がある。
・セラミド
角質層にある細胞間脂質成分のひとつで、角質のバリア機能の役割がある。ドライスキンやアトピー肌の人は不足しがちなので、化粧品で補給することで保湿に役立てることができる。
・ヒアルロン酸
保水力が高く、小ジワの改善に効果を発揮する。たるみをなくし、肌にハリをもたせる効果も期待される。
・ローヤルゼリー
女王バチの体表面から吸収される成分で、皮膚の細胞を活性化し、皮膚組織の新陳代謝を促す働きがあり、小ジワやシミを防ぐ効果もある。
・エラスチン
コラーゲンとともに皮膚を構成している物質で、皮膚の弾力を維持する働きがある。肌のハリを保ち、小ジワやたるみを防ぐ効果もある。
・トレハロース
サボテンや海藻など広く天然に存在する成分で、水の分子を吸着し細胞に留めさせ、乾燥から保護する働きがあり、保湿効果が高い。